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同門会関連医療機関

新入局の先生の声

平成30年度 新入局の先生の声

膠原病内科 児玉尚吾

今年度入局しました、児玉尚吾と申します。大分大学病院と大分赤十字病院で1年ずつ内科・整形外科を中心にローテーションし、現在、大分大学病院で勤務しております。
膠原病内科は、難しい、勉強しないといけないなどの硬いイメージを持っている方が多いと思います。確かに、わけのわからないことは多く、自分自身勉強が追いつかないなーと思うことも多いですが、「こんなことがあるんだ!」と驚くようなダイナミックな症例を経験することも多く、実践の中で楽しく学べています。僕自身、学生時代、研修医期間としっかり勉強してこなかった人間ですが、上級医も非常に優しくて丁寧に教えてくれるので、どうにかなっています。(どうにかなっていると思います。)
なにより膠原病に入ってよかったと感じるのは、感謝されることが非常に多いことです。こんな自分でも役に立てていると、そう実感できることも多く、同年代の中でも膠原病内科医の自分が最もやりがいを持って仕事ができているといえる自信があります。
膠原病領域でもっとも患者さんの数の多い疾患は関節リウマチです。リウマチ患者さんの多くは外来で治療されている方が多く、命にかかわることも少ないので、大学病院にはあまり入院していません。膠原病内科外来のまず一歩は関節リウマチの診療になると思いますが、主に患者さんの疼痛の訴えに対処していくという点では、比較的やりやすいと思います。疼痛で困っている方は多く、とても感謝されます。また、手技がない分、身につけた診療技術、知識は衰えることはなく、生涯積み重ねていくことができます。土台がしっかりするので、一度仕事から離脱しても復帰しやすく、結婚や出産などを考える女性にも働きやすい職場ではないかと思います。(と先輩医師も言っておりました。)実際に外来をメインでしている膠原病内科の女医さんも複数おり、家庭との両立をされています。
膠原病に硬いイメージを持っている方、是非膠原病で実習・研修してみてください。イメージが変わると思います。症例はダイナミックなものが混じり、先生方はみんな優しいので知ることが楽しくなります。好きな臓器がない、どうせなら全身を診れたらいい、志望科が決まらないという方、膠原病内科に入って後悔することはありません。また生物学的製剤など、どんどん治療薬が開発されており、まだまだ熱くなってくる分野です。基礎研究をしたいという人も、臨床とつながりやすく、研究と臨床が相乗効果でレベルアップできます。まだまだ困っている患者さんは多くいて、人手は足りていません。一緒に働ける人を楽しみにしています。一緒にやりがいを感じ、成長していきましょう。

 

 

内分泌糖尿病内科 安東理恵

今年度、内分泌糖尿病内科に入局し、現在大分大学で勤務しております。
私は大分赤十字病院で2年間初期研修をさせていただきました。患者さんの生活を支えていくことのできる当科の診療に魅力を感じ、入局を決めました。大学病院での勤務は初めてで不安でいっぱいでしたが、どの先生もとても優しく、熱心に指導をしてくださいます。上級医の先生方が優しく声をかけてくださるおかげで成長を感じる日々を送ることができています。
内分泌疾患については大学病院ならではの症例に多く触れさせていただいています。負荷試験の結果の解釈に悩む事も多々ありますが、カンファレンスを通して柴田教授をはじめとした多くの先生方のご意見をいただき、一つずつ解決をしています。
また、当医局では腎臓内科、膠原病内科と合同のカンファレンスがあり、患者さんについて悩んだときに他科の先生方に相談できることも魅力だと考えています。患者さんの事で悩んだとき、自分の科はもちろん、他科の上級医の先生方に相談させていただける環境は非常にありがたいです。
学ぶことはとても多く、毎日楽しい職場です。少しでも興味のある学生さんや研修医の先生方、ぜひ見学にいらしてください。

 

 

内分泌糖尿病内科 今石奈緒

今年度入局し現在大分県厚生連鶴見病院に勤務しております、今石奈緒と申します。私は市中病院で1年間・大学病院で1年間初期研修させていただき、当科に入局させていただきました。患者さんがどうしたらより良い生活を送れるのか考えながら診療にあたるところに魅力を感じ当科に入局を決めました。入局後もたくさんの上級医の先生方にいろいろなことを教えていただきながら、手厚く支えていただきながら、時には悩みも聞いていただきながら楽しく過ごさせていただいています。
大学病院では専門性の高い疾患を経験することが多いですが、現在勤務している病院では糖尿病や内分泌疾患はもちろんのこと、他の内科疾患の治療に携わることも多々あります。同じ科の上級医の先生方は何かと未熟な私を気にかけて下さり、他科の先生方にも助けていただいています。また外病院勤務ではありますが、学会発表など学術研究の場も何度か経験させていただき充実した日々を送っています。
当科の魅力のひとつは患者さんがどうしたら幸せに過ごしていけるのか一緒に考えていけるところだと思います。失敗することもよくあるけれど、上級医の先生や同期・後輩の先生と答えを模索して、患者さんの幸せに繋ったならとても嬉しいです。まだまだ未熟ではありますが、患者さんに本当の意味で寄り添える医師になりたいと思います。少しでも興味のある方はぜひ見学にいらしてみてください。

 

 

内分泌糖尿病内科 桑畑真尭

大分大学病院で勤務しております、桑畑真尭と申します。大分大学を卒業後、初期研修の2年間は大分市内の市中病院で勤務させて頂き、大分大学内分泌代謝内科グループに平成30年に入局させて頂きました。2年間の研修医としての勤務期間中に様々な科で勉強させて頂き内分泌代謝内科以外にも魅力を感じる科は数多くありましたが、私が内分泌代謝内科で一番魅力的だった点は各患者さんの生活・社会的背景を常に考えながら治療をする点でした。普段の食事や仕事、年齢、独居の患者さんか等、普段の生活の把握と是正が内分泌代謝疾患の治療にとても重要であり、患者さんの普段の生活を強く意識して治療法を模索する点に強い魅了を感じました。
まだまだ未熟な私ですが上級医の先生方からご指導頂き、同期の先生方と協力しながら目の前のことに全力で取り組むことで日々成長出来るよう研鑽を積む毎日です.当科に少しでも興味のある先生方や学生の皆様はぜひ一度当科に遊びに来て下さい。将来、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしております。

 

 

内分泌糖尿病内科 佐田健太朗

今年度当科に入局し、内分泌糖尿病内科グループに所属し、現在は大学病院で働かせていただいております。当グループでは内分泌領域、糖尿病、肥満症と幅広い分野の診療をしており、多彩な疾患の経験かでき非常に充実しております。また、上級意の先生方もとても優しく、丁寧なご指導をいただきながら診療できるため、大変勉強になります。腎臓内科、膠原病内科の先生方とも距離が近く、各領域のことで困った際には気軽に相談できます。3つの科が同じ医局内のため人数も多く、にぎやかな雰囲気でとても居心地が良いです。もし少しでも当科に興味がありましたら、ぜひ一度見学に来てみてください。よろしくお願いします。

 

 

膠原病内科 新貝祐太

今年度入局させて頂き、医師3年目となります。初期研修では大分県の市中病院で1年間、大学病院で1年間働かせて頂きました。様々な科をローテーションし、それぞれの科に魅力を感じましたが、私は医学の中で診断学、それも不明熱に最も興味を持ったため、膠原病内科に入局することを決意しました。

今年度の4、5月は大学病院で、6月からは津久見中央病院で勤務させて頂いております。大学病院では診断に難渋した症例や様々な免疫抑制剤を用いて治療をしている症例を経験し、膠原病内科として専門的な経験をさせて頂き、非常にモチベーションが上がりました。津久見中央病院では患者層が大きく変わり感染症を多く診ています。多くの感染症の中に隠れている膠原病の症例を経験しており、これもまた膠原病内科として非常に貴重な経験をしています。さらに、心不全や腎不全、間質性肺炎などの全般的な内科疾患の経験や、夜間救急外来での救患対応を経験していることはこれからの医師人生において非常に重要な経験であると考えています。 まだまだ経験が浅く、日々焦りを感じますが、グループの先生方の存在や職場の方々に恵まれ、非常に充実した後期研修生活を過ごしております。少しでも当科に興味のある方がいましたら一度見学に来て頂けると幸いです。

 

 

腎臓内科 沖田 純

平成30年度に入局させていただき、現在大学病院で勤務させていただいております。初期研修医の間は様々な診療科をローテーションさせていただき、入局先に迷っておりましたが、しっかりとした専門性を持ちながらも内科全般を幅広く診るという当科の理念に惹かれて入局を決めさせていただきました。私は腎臓内科を専門にしていますが、腎グループは指導熱心な先生が多く、毎日のカンファレンスでも密に連携を取ることができます。また、内分泌代謝内科や膠原病内科の先生方との垣根も低く、判断に迷ったときはいつでも相談することができるため、質の高い医療を提供できると同時に、とても勉強になる働きやすい環境だと思います。医局再編が行われ専門科に細分化された現在では、当科のように3科がそろった環境は珍しく、他科には無い強みだと思います。腎臓内科は腎炎や透析だけでなく、様々な血液浄化療法も取り扱うため、非常に高い専門性を持っています。その一方で生活習慣病に介入することも多く、幅広い内科的知識が身につきます。

しかし、まだまだ大分県の腎臓内科専門医は少なく、地域の病院まで腎臓内科が介入できていないのが現状で、人口あたりの透析患者数も全国ワースト5位に入ってしまっています。少しでも多くの人が腎臓に興味を持ち、腎不全に至る人を救うことができればうれしく思います。入局の有無にかかわらず、内科を志している人はぜひ一度当科をローテーションしてみて下さい。皆さんと一緒に働けるのを楽しみにしています。新専門医制度での症例の集まりやすさという面でも当科は非常に有利な環境と思いますよ。最後になりましたが、まだまだ経験も浅く未熟な身ではありますが、質の高い医療が提供できるよう、日々精進を重ねて参りたいと思っておりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い致します。

 

 

腎臓内科 鈴木智子

今年度に腎臓内科に入局しました、鈴木智子と申します。
出身大学は福岡大学ですが、初期研修より故郷の大分に戻ってまいりました。1年は市中病院、もう1年は大分大学病院で初期研修を行い、現在は大分大学病院で勤務しております。
大分大学は、内分泌代謝・膠原病・腎臓の3つのグループで一つの医局となりますが、今年は同期が10名ととても多く、日頃の診療で困ったことなど、気軽に相談できるのもすごく魅力的と思います。また、医師としても人としても尊敬する上級医の先生方に毎日サポートされながら、充実した楽しい毎日を過ごしています。そのまま出身大学で入局も・・・など考えましたが、今では入局して良かったな、と心より思っています。
まだまだ未熟で自分一人では何もできませんが、尊敬する先生たちの背中をみて、いつかこうなりたいな、と思いながら日々成長していきたいと思っております。

 

 

腎臓内科 古寺 紀博

2018年に腎臓内科に入局した古寺紀博と申します。生まれも育ちも大分県、大学も大分大学。 卒業後、初期研修は1年目が大分赤十字病院、2年目は大分大学で研修し、それぞれ腎臓内科を2ヶ月ずつ研修させていただきました。 地元に貢献するため3年目も大分に残り、今に至ります。腎臓内科の分野は腎炎症候群、透析、血液浄化、アフェレーシスなど多岐にわたります。 急性期治療から慢性期~終末期治療まで、若い方々からお年寄りの方々に至るまで、腎臓が悪くても悪くなくても比較的いろいろな患者さんを診ております。

内科であるため手技は限られますが、カテーテル挿入や腎生検(腎病理)、内シャント造設術や腹膜透析カテーテル留置術など小さな手術を行うこともあります。 他科の協力も不可欠ですが、内科医として幅が広いかと思います。 また、当院では内分泌代謝内科や膠原病内科と同じ病棟で、週1回の合同カンファレンスもあり大変勉強になっております。 まだまだ力不足ではありますが、患者さんから学ぶ気持ちで診療していきます。 後輩の皆さんはどの科に進まれても面白いとは思いますが、内科・外科問わず、一度研修して触れてみてほしい科です。

 

 

内分泌糖尿病内科 佐田こころ

大分大学卒業後、県外で2年間の研修後、今年度、内分泌・糖尿病内科に入局させて頂きました。

4月から大学病院で2か月間、 6月より大分県立病院で充実した日々を過ごしています。私がこの科に入局した理由は、まず第一に内分泌・糖尿病内科という分野の魅力です。糖尿病、高血圧、肥満、甲状腺疾患などはどこにいっても必ず出会う疾患です。生活習慣病という風に呼ばれる病気は他の分野と比較してすぐに生命に直結することも少ないかもしれません。

しかし、身近にあり長年付き合っていかなければならない病気だからこそどのような治療を続けていくのかが患者さんの人生に大きな影響を与えます。例えば、糖尿病診療においては治療薬の選択の幅も広がってきており、絶対的な決められた治療はありません。患者さんの性格や生活に合わせたカスタマイズを行う必要があり、医師の知識や人間力が試されることが多いです。またその一方で、非常に珍しい内分泌疾患を扱うため、専門医でなければ知らないような高度な知識も要求されます。人間の体は非常に精密にできており、たくさんの要素が重なった時には一筋縄ではいかないこともあります。

しかし、基本的には病態を論理的に追求することで、診断・治療につながります。バセドウ病のクリーゼの状態で外来を受診した10台女性。来院時は受け答えも不鮮明で生命も危険な状態でした。しかし治療をしっかりと行うことで数日後には元気に笑顔で帰っていきました。よくわからない全身倦怠感、食欲不振などの体調不良で長年悩んでいた60台男性、ACTH単独欠損症の診断から治療を行ったところ別人かと思うくらい元気になりました。診療の中で日々、人間の体をつかさどるホルモンの力は偉大だなと実感します。
当科は気さくに相談に乗っていただける上級医ばかりで雰囲気の良さも抜群です。大学の時の三科合同のカンファレンスはもちろん、現在の職場でも科に関わらず講座の先生方が勉強会に声をかけてくださったり、相談に乗っていただいたり、日々恵まれた環境であることを実感しています。これからも日々成長し、微力ながら患者さんやご家族の気持ちに寄り添った医療を行える医師となれるよう頑張りたいと思います。


平成29年度 新入局員の声

福田 顕弘(平成14年卒、医師16年目)

平成29年度に入局させていただきました。医師となり16年目になります。大分市出身で高校卒業後は宮崎医科大学(現宮崎大学)に入学し卒業後は宮崎大学腎臓内科に勤務しておりました。この度、故郷の大分へ戻ることを決意し腎臓グループに入局させていただきました。まだ入局して1か月足らずではありますが、グループの先生方がとても温かく迎えてくださり、チームワークが素晴らしいグループと感じています。また、腎臓病と関わりの深い内分泌代謝・膠原病の先生方が同じ科にいらっしゃるのでとても心強く感じています。
今までの経験を活かしつつ、新たなことにも挑戦していきたいと思います。少しずつ大分大学内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座に貢献できるよう頑張っていきたいと思います。

 


松田 直樹(平29年度 後期研修医)

今年度入局し、現在大分大学で勤務しております。私は内分泌・糖尿病グループに所属しており、糖尿病、内分泌、肥満を中心とした疾患について日々学んでおります。
私は大分県立病院で2年間初期研修をさせていただき、大学病院での研修をしたことがなかったためとても不安でしたが、どの先生方も優しく、医局の雰囲気もとても良かったため、すぐに慣れることができました。当科は内分泌・糖尿病、腎臓内科、膠原病内科の3グループが属しており、定期的に合同カンファレンスがあるため幅広い症例を勉強できることが魅力だと思います。カンファレンスでは毎回担当症例について発表するため、疾患についての理解が深まるだけでなく、相手に対しどうすればわかりやすく伝わるかを考えるため、とても勉強になります。大学では受け持ち患者自体は多くありませんがその分一人一人に時間をかけることができるため患者の診断・治療方針についてしっかり考え、上級医に相談し、定期的にカンファレンスを行うことで知識・経験を研ぎ澄ますことができます。
また、入局してからはどうしても自分1人ではできないこと、わからないことに直面することが多いですがその度に上級医の先生方が優しくフォローしてくれます。このように気軽に相談でき、熱心に指導してくださる先生がたくさんいることは当科の最大の魅力だと思います。
まだまだ未熟ではありますが一つ一つ積み重ねていき少しでも患者さんを幸せにできるよう頑張りたいと思います。少しでも興味のある方はぜひ一度見学にきてください。当グループの雰囲気の良さが伝わるかと思います。

 


渋田可奈子(平成29年度 後期研修医)

今年度、内分泌・糖尿病内科に入局し、昨年度の研修に引き続き4月から大学病院で働かせていただいています。
当科では、糖尿病や肥満症など生活習慣病の患者さんや、様々な内分泌疾患の患者さんを診療しています。
もともと私は、患者さんを治療するにあたって、患者さんの生活や食事に介入したり、病気を予防するということに興味がありました。実際に当科で研修をして、糖尿病や生活習慣病の患者さんを診た際に、治療法や生活習慣の見直し次第で病気をコントロールし、合併症を予防したり、進行を遅らせたりできるということに、とてもやりがいを感じました。中には多くの合併症をかかえた患者さんがいたり、なかなかこちらが思ったようには治療が進まないこともあります。しかし、入院時には治療にとても消極的だった患者さんが、徐々に自分自身の生活を振り返ることができ、治療に積極的になって退院される姿をみると、とても嬉しく感じます。
また、内分泌疾患については、市中病院で全く経験することのなかった、大学ならではの珍しい症例を色々と経験することができます。負荷試験などの検査を、自分の手で地道に行い、その結果を解釈していく中で、教科書で学んだ知識のみで対応しようとすると、全く太刀打ちできないことが度々あります。そこで、更に深く調べたり、柴田教授をはじめ、上級医の先生方に相談させていただくことで、最初に予想していた病態とは全く違う結果に至ることがあり、内分泌疾患の奥深さ、面白さを感じます。
今年の6月からは、関連病院である津久見中央病院で働かせていただくことになっております。慣れ親しんだ大学を離れることに少し不安もありますが、早い段階で一般内科を地域で学ぶ機会を与えてもらえたことは、とても良い経験になると思っています。
まだ知識も経験もなく、未熟者ですが、これからも日々、目の前の患者さんと向き合い、精一杯診療に臨みたいです。

 


森 優美(平成29年度 後期研修医)

大分大学を卒業後、市中病院で1年間、大学病院で1年間初期研修を行い、今年度大分大学医学部付属病院内分泌代謝内科グループに入局しました。初期研修時は様々な科で勉強させて頂きましたが、患者さんの生活や家族ごと支えていくことが出来る当科に魅力を感じ、入局を決めました。また、糖尿病、内分泌ともに患者数が多く、今後の発展が非常に期待される分野であり、将来性という面でも非常に魅力的な科だと思っています。
当医局は、腎臓内科グループ、膠原病内科グループとの合同カンファレンスも行っており、非常に近い距離で他グループの先生方のご意見を伺うことが出来ます。また、大学ならではの複雑な疾患も多数経験することができ、勉強しなければいけないことばかりですが、各グループの上級医の先生方にご指導いただきながら日々を過ごしています。
また、これから医師になる女子学生の中には、「家庭を持つ」「子供を産む」「子育てをする」といったライフイベントが診療科を選ぶ上で悩みの種となっている方も多いかと思います。私自身がそうでしたが、分からないことばかりで何から質問したらいいのかと悩んでいた時に、当科の上級医に話を聞いて頂きました。当科はモデルケースとなる先生方も多く、どの先生も気さくに相談に乗って下さいます。今後のことで疑問に思うことがあれば、ぜひ相談に来てください。
まだまだ未熟ではありますが、患者さん一人一人と密接に関わり、生活を支えられるような医師になりたいと思っています。今後とも宜しくお願いします。

 


内分泌代謝内科 森田真智子 (平成29年度 後期研修医)

平成29年に入局し、現在大分大学病院で勤務しております。森田 真智子と申します。大学は広島、初期研修の2年間は北九州で過ごし故郷の大分県に戻ってまいりました。市中病院とはまた違った大学病院での業務に、戸惑うこともたくさんありますが、優しい上級医の先生方、愉快な同期に助けられ充実した毎日を過ごしています。
実をいうと私は将来、糖尿病診療に携わりたいと考え、深く考えることなく地元である大分大学の内分泌のある科にしようと入局を決めました。当科は内分泌・膠原病・腎臓という3つのグループで成り立っており、週に1度、合同カンファレンスを行います。カンファレンスでは多くの知識や疾患に触れ、グループ間での垣根なく相談できる今の環境はとても恵まれているなと思います。
知識も経験もまだまだ未熟な私ではありますが、いつか患者さんの笑顔に寄添う優しい医師になりたいと思っています。少しでも興味のある学生さんや研修医の先生方、ぜひ一度見学にきてください。

 


末永裕子(平成29年度 後期研修医)

平成29年度入局させていただいた後期研修医1年目の末永裕子と申します。

現在津久見中央病院で内科医師として勤務しております。私が腎臓内科を選択した理由としては腎臓を通して全身管理ができることや、シャント手術など外科的な分野も兼ね備えているからです。

現在は津久見中央病院にて内科医師としてさまざまな疾患を学ばせていただいております。また透析施設もあり、透析管理も勉強させていただいております。初期研修医を終えたばかりでまだまだ医師として未熟な私を上級医の先生方が気にかけてくださり、患者さんのことなどいつでも相談に乗ってくださいます。まだ働き始めて日は浅いですがとても充実した日々を送っております。循環器内科専門の先生方もいらっしゃり、腎臓と密接に関連した循環器に関しても深く学ぶことができます。
当グループの特徴はそれぞれの分野がオーバーラップしており、なにかあったらいつでも相談しやすい環境にあることだと考えております。とても雰囲気の良いグループで楽しく働くことができると思います。迷われている方は是非見学にいらしてみてください。

 


木本美由紀(平成29年度 後期研修医)

平成29年度に大学医学部附属病院の腎臓内科グループに入局し、現在大学病院で勤務しています。
勤務しているとはいっても、まだまだ上級医の先生方の指導のもと、患者さんの治療に参加させてい
ただいているような立場です。先はとても長いですが、いずれは自分の経験と知識に基づいた判断に
よって、患者さんの治療方針の決定に参加できる医師になりたいと思っています。
腎臓内科は、内科としての病棟業務のほかに、腎生検や透析用のシャント手術、透析の管理など、他
の内科にはない専門性があるところが魅力だと思います。特に、尿が十分に出なくなり、体内に余分
な水が溜まり過ぎて呼吸困難や心不全になった患者さんに対して、透析という選択肢があることは非常
に力強いです。
科としてできることが多い分、それを自分のものにして一つ一つに熟達するには努力と時間が必要で
すが、一生続けていく仕事なら、それくらいで丁度いいのではないでしょうか。自分を一人前の腎臓
内科医と思える日はどれくらい先にあるのか分かりませんが、歩き始めたこの道を目標に向かって、今
はただ前へ前へと進んでいきたいと思います。

 


山口 奈保美(平成29年度 後期研修医)

今年度、腎臓内科に入局し、大学で勤務しております。
私は2年間の初期研修で、内科7分野、外科3分野を回り、いずれの科にも魅力を感じたため、入局する科を決める際にはとても悩みました。
腎臓は様々な臓器と関連を持ち、他科疾患の影響も受けるため、幅広く知識を持っておく必要があること、また内科医でありながら透析関連では外科的な手技も求められる点から、腎臓内科には自分がやりたいことが全て詰まっていると感じ、入局を決めました。
まだ入局して1か月ですが、上級医の先生方の手厚いサポートのおかげで、日々新しい発見と出会い、楽しく充実した毎日を過ごしております。週に1回の3科合同カンファレンスでは、他科の先生方のプレゼンテーションの中に、日々の診療で活かせるポイントを見つけることができ、とても勉強になります。
これからも同期と支え合い、上級医の先生方のお力添えをいただきながら、日々成長していきたいと思っております。


平成29年度 後期研修医の声

仲間 寛(平28年度 後期研修医)

平成28年度に入局し、現在大学病院で勤務しています。私は内分泌グループに所属しており、糖尿病・内分泌・肥満といった分野の疾患に日々向かい合っています。入局1年目ということで初めて経験する疾患も多く、また大学病院の性質上、非常にレアな内分泌疾患や、多くの合併症や問題を含んだ糖尿病/肥満症に遭遇する頻度も高く、なかなか一筋縄ではいかないことばかりですが、どの分野においても上級医の手厚い指導を受けることができ、非常に勉強になります。当科の特徴として、内分泌・膠原病・腎臓と3つのグループの集合体ということもあり、自分の属する領域だけでなくその他の関連する内科領域まで幅広く勉強できる環境となっており、充実した後期研修が送れています。
また、現在半日×週に2回、県内の関連病院に出向き、糖尿病の外来を行う機会も持たせていただいてます。外来の場では短時間で多数の患者さんを捌かなければならない一方で、相手と一対一のコミュニケーションを良好に築かなければならないという難しさがあります。大半の患者さんの病態が生活習慣を原因としたものなので、より一層、患者さんに納得いただいた上で治療に取り組んでいただく必要があり、こちらも一筋縄ではいかず、大学に戻ってから自分で調べたり上級医に相談を仰ぐこともしばしばです。しかし努力した分だけ治療効果が現れることも多く、患者さんに喜んでいただけるばかりでなく、こちらも嬉しくなり大きなやりがいを感じます。
まだまだ駆け出しではありますが、これからも深い専門性と幅広い総合力の両面を勉強させていただき、微力ながらも地域に還元できればと考えています。

 

 

野口 貴昭(平28年度 後期研修医)

後期研修1年目の野口と申します。自分は2年間大分県内の市中病院で初期研修を行い、3年目は大分大学医学部附属病院内分泌代謝内科グループに入局し大学病院で勤務しております。大学病院に勤務してからは、糖尿病、副腎疾患、下垂体疾患、肥満症を中心に学ばせていただいております。自分は1型糖尿病に興味があり、このグループに入局しました。
入院患者様の血糖コントロールはもちろんのこと、他科で入院されている患者様の血糖コントロールも行うことができ、そのおかげでインスリンや薬物治療についてより多く学ぶことができました。そして副腎疾患、下垂体疾患などの内分泌疾患も多く経験することができました。初めて診察する珍しい病気もたくさんあり、わからないことばかりでありましたが、柴田教授や上級医の先生方にご質問すると大変お忙しいなかでありながらも、優しく丁寧に指導いただき、自分の経験として吸収することができています。
グループの特徴としては、膠原病内科グループ、腎臓内科グループの先生方と同じ病棟で働くことができ、更に合同カンファを行い、内分泌疾患だけでなく、腎臓内科、膠原病内科の疾患に関しても勉強できるため若手の自分にとって素晴らしい環境だと思っております。わからないことがあれば、どのグループの先生方も親身に相談にのってくださります。
自分にはまだまだできないことがたくさんありますが、上級医の先生、同期の先生方に力をお借りして日々頑張っております.当科に興味のある先生、学生の皆様、ぜひ当科を将来の選択肢として考えて見てください。一度見学にきて、話を聞いてみるのもいいかもしれません。とても楽しい環境だと思います。

 

 

富本 あけみ(平28年度 後期研修医 かつ年少(3歳)、0歳7ヶ月のママさんドクターでもあります。)

私は2年目研修医の時に第2子妊娠し、後期研修に入る4月より半年間産休・育児休暇を使い、2016年10月より職場復帰しました。
研修医時代も内分泌・糖尿病内科にて十二分に充実した研修を行うことができましたが、後期研修に入り、復帰後はとても忙しく、充実した日々を送っております。
今振り返ると、初期研修は知識を蓄積する期間、後期研修は経験を蓄積する期間のような気がします。毎日がめまぐるしく過ぎていきますが、日々内分泌・糖尿病グループのみでなく各グループの上級医の先生方にご指導いただきながら知識と経験を積ませていただいています。学生実習や初期研修で当科を回ると「薬や診断基準など情報量が多くて大変そう」と思う方も多いかと思いますが、自分が勉強すればするほど患者さまに還元でき、患者さまの笑顔を増やせる診療科だと思います。患者数も多く、新規薬剤も増えている今、求められている診療科だと思います。

初期研修の頃から、「仕事」、「家事」、「子育て」の3足のわらじを履いて奮闘しておりますが、この生活が成り立っているのは家族、そして一緒に働いている同僚の先生方の協力があってこそだと考えています。子供が熱を出したときなどやむを得ず欠勤や早退しなくてはならない時なども、いやな顔一つせず仕事をカバーしてくれる同僚にとても感謝し、恵まれていると実感しています。
どんな仕事でも大切だと思いますが、いかに効率よく、時間内に仕事を終わらせることができるかを重視して仕事を行っています。
今後自分の経験を生かし、女性医師の働きやすい環境作りのお手伝いをしていけたらと考えています。

 

 

丸尾美咲(平28年度 後期研修医)

今年度腎臓内科に入局し、現在大学で働いています。腎臓内科を選択した理由は、腎疾患は様々な疾患に合併することが多いため腎臓を学びながら一般内科を勉強することができる、電解質バランスなどからじっくり全身状態を読み解いていくことができる、透析という専門性を持てる、シャント手術やPTA、腹膜透析カテーテル挿入などの手術や手技が多く経験できる、循環器分野が好き、などです。マイペースに考えることが好きで、研修医のときに最後まで外科系と迷った私には最適な選択だったと思っています。
大学は症例の幅や重症度も多様で勉強することはとても多いですが、医師としても人間としても尊敬する上級医の先生方にバックアップしていただきながら充実した楽しい日々を過ごしています。
当グループの特徴としては、当科上級医の意見だけでなく、内分泌代謝・膠原病・腎臓グループ合同のカンファレンスで様々な科の先生からの意見や指摘を受けるため、自分ひとりで症例に向き合うより、より多くのことが吸収できていると思っています。若手のときに大学で研修できてよかったと思っています。
内科系、外科系でも専門科を決めていない研修医の先生、学生さん、少しでも気になったら一度見学にきてみてください。きっと満足できるはずです。

 

 

内田大貴先生 (平成24年卒)

平成27年度に入局し1年間大学で研修、現在市中病院で勤務しています。大学一年間の感想ですが、グループの特徴でもあるように内分泌・膠原病・腎臓すべての疾患を学ぶ機会があり、内科領域を勉強する上では非常に充実した環境だと思いました。私は腎臓グループに所属していますが、実際に腎障害合併のある内分泌、膠原病疾患の担当となり多くの症例を経験できます。また、3科合同でのカンファレンスと回診があるので、他科のプレゼンを聞くだけでも勉強になることが多かったと思います。
その中で私が所属している腎蔵グループの特徴としては透析に関連したカテーテル挿入やシャント手術、PTAなど手技が多い点ではないでしょうか。また、疾患を学ぶ上で循環器の勉強も必要になってきます。大学病院ですが手技が少ないという事もなく、上級医の指導の下多くの手技を経験させてもらいました。
3年目で分からないことばかりでしたが、上級医の先生の助けがあり一年を通して大きく困ることはなかったです。初めての学会発表の際もスライド作成を親身に手伝ってもらい、業務以外のこともしっかりフォローしてもらえる環境です。
内分泌、膠原病、腎蔵内科に興味がある方はもちろんですが、内科志望の学生や研修医の先生はぜひ一度選択してみて下さい。とても楽しく充実した環境で色々と勉強できると思います。