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膠原病内科
1 特徴
- 臓器別診療のなかで全ての内科に関連した診療ができる(例:血液、腎臓、内分泌代謝、呼吸器、感染症、消化器、神経、循環器など)
- 内科だけに止まらない他の診療科に関連した診療ができる(例:整形外科、皮膚科など)
- 多臓器疾患で時に重症例もあり、全身管理能力が身につく
- 全ての病気や病態に関連した免疫の基礎的知識が身につく
- 新規の治療薬が続々と登場して、予後が大きく改善してきている
- ジェネラリストを基盤としつつ、高い専門性を有するスペシャリストになれる
2 臨床や研究のおもしろさ
- 分子標的治療により関節リウマチの寛解を目指した治療が可能となった
- 難治性の膠原病治療においても、生物学的製剤治療が応用されつつある
- これまで治療のなかった肺高血圧症などでも、新規の治療薬が登場して予後が改善している
- 更に新しい機序の生物学的製剤や、サイトカインのシグナル伝達経路を阻害する治療薬などの開発も進んでいる
- 研究と臨床が近い位置にあり、新たな研究成果が早い時期に新規の検査や治療として臨床応用される
- 2015年度の(外来入院合わせた)総患者数は1304名、RAが369名うち生物学的製剤使用患者は97名、SLEが181名、シェーグレンが132名、全身性強皮症70名、ベーチェット病が54名、PMRが49名などで、豊富な症例が経験できる
- 新しい治療薬を駆使した内科的な治療で劇的に治る患者さんが増えている
- 診断や治療に難渋する患者さんの診療を通じて、医師としても人間としても成長していくことができる
3 おわりに
少なめですが、良いメンバーがそろっています。先ずは臨床で広く経験を積ませ、その後は臨床だけでなく、積極的に大学院などで研究できる機会を設けて、大きく育てる方針です。将来は大学でも良し、勤務医でも良し、専門開業しても良し、家庭医開業しても良しと、選択肢も広いです。
この領域ではまだ専門の医師が少なく、多くの患者さんや医療機関、社会が必要として期待しています!
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