ホーム > お知らせ
第55回九州人工透析研究会が、柴田洋孝大会長のもと開催されました。
第55回九州人工透析研究会開催について
2023年11月26日(日)に当講座柴田洋孝教授を会長、大分赤十字病院副院長金田幸司先生を副会長としまして、第55回九州人工透析研究会を別府国際コンベンションセンター(B-CON Plaza)にて開催いたしました。
大分大学の腎臓内科が大会長として開催する九州人工透析研究会は今回が初めてとなりました。新型コロナウイルス感染症が第5類となり、4年ぶりの対面での開催となりましたが、約1000名の方々に参加いただき無事に終えることができました。
「腎生100年時代の透析医療」をテーマに掲げ、「超高齢化時代の透析医療」と題したシンポジウム、柴田洋孝教授の会長講演「腎生100 年時代の達成に向けて」、日本腎臓学会前理事長・日本腎臓病協会理事長である柏原直樹先生の特別講演「国策としての CKD 対策-腎臓病の克服をめざして-」など盛り沢山の充実した内容でした。当講座および講座の関連病院の先生方からもたくさんの演題を発表していただき、この場を借りて御礼申し上げます。
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
(発表演題)
<シンポジウム>
- 内田英司:大分県における高齢導入患者の現状(大分赤十字病院)
<一般演題>
- 縄田智子:当院療養病棟における入院透析の現状(中津第一病院)
- 菊池秀年:認知症透析患者の終末期ケア~透析の継続中止への意思決定支援を経験して(別府医療センター)
- 中田健:クリットラインを使用した新しい体液量評価のKinetic Modelの検討(大分大学)
- 中田健:リアルワールデータから得られる血液透析患者のDPC病院における終末期医療について(大分大学)
- 青木宏平:炭酸リチウムによるリチウム中毒に血液透析が奏功した1例(中津市民病院)
- 河野恵美子:腹腔脳室シャント留置患者に腹膜透析を導入した1例(別府医療センター)
- 木本美由起:当院で経験したCOVID-19感染血液透析患者24名の報告(大分大学)
- 沖田純:当院での血液透析カテーテル管理方法変更の取り組み(大分大学)
- 和田萌美:当科における透析導入患者の現況:わが国の透析導入患者との比較(大分大学)
- 宮崎慎也:当院におけるVIABAHN stent-graftの留置経験(大分赤十字病院)
- 田﨑絢子:血液透析導入後に酵素補充療法を開始したファブリー病の1例(大分県立病院)
- 戸高航平:当院での透析患者への腎臓リハビリテーションの実施について(津久見中央病院)
- 安藤誠:透析患者の骨粗鬆症治療におけるデノスマブの使用経験(大分大学)
- 土肥謙則:内シャント造設後に全身性強皮症に伴う肺高血圧の増悪を認めなかった末期腎不全の一例(大分大学)
- 森咲文:バラシクロビル投与後に急性腎障害と意識障害をきたした一例(鶴見病院)
文責:第55回九州人工透析研究会総会 事務局長
福田顕弘