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大分大学認定研究チーム「BURST:Bundai Researcher Team」として、内分泌糖尿病内科、腎臓内科、泌尿器科、放射線科の合同チーム 「OPAT: Oita university Primary Aldosteronism research Team」が認められました。
BURSTに認定されました!
<研究チーム名 >
OPAT: Oita university Primary Aldosteronism research Team
(オーパット:大分大学原発性アルドステロン症研究チーム)
<研究テーマ>
原発性アルドステロン症の最適治療と臨床評価
<研究組織の概要>
■研究代表者: 柴田洋孝 大分大学医学部 内分泌代謝・膠原病・腎臓内科学講座 教授
■研究組織:
●内分泌・糖尿病内科
正木孝幸(准教授・副診療科長)、後藤孔郎(講師)
吉田雄一(助教・OPAT連絡担当者)、尾関良則(特任助教)
●腎臓内科
福長直也(講師・副診療科長)、福田顕弘(助教)
●腎臓外科・泌尿器科
三股浩光(教授・病院長)、秦聡孝(准教授・診療科長)
●放射線科
浅山良樹(教授)、丸野美由希(助教)
<チームの概要>
原発性アルドステロン症は高血圧患者の10%(400万人)の患者数が想定されていますが、その診断および治療率は非常に低いと言われています。原発性アルドステロン症では脳卒中、不整脈、慢性腎臓病などの罹患率が高く早期の診断と治療が重要と言われています。診断では内分泌糖尿病内科での機能確認検査、放射線科での副腎静脈サンプリングによる局在診断が必要です。手術例では、腎臓外科・泌尿器科に腹腔鏡下副腎摘出術、術後は内分泌糖尿病内科および腎臓内科による血圧、腎機能について薬物調整が必要であり多科の医療連携が必要となります。これまで大分大学 内分泌・糖尿病内科は、日本と米国の原発性アルドステロン症の診療ガイドラインの作成を行い、新しいアルドステロン測定キットの開発や臨床研究を行うなど、日本の原発性アルドステロン症診療をリードしていました。しかし、OPATを結成し、大分大学 内分泌・糖尿病内科、腎臓内科、腎臓外科・泌尿器科、放射線科がこれまで以上に連携を深めていくことでさらなる臨床・研究の発展が望めると考えています。結果として、OPATが日本トップレベルの連携チームとなり、大分県民の健康寿命日本一を目指したいと考えております。
大分大学認定研究チーム「BURST:Bundai Researcher Team」とは?
大分大学の研究グループ等で個別に行われている研究のうち、独創的な研究、異分野連携研究、あるいは地域課題の解決を目指す実践的な研究などを行うグループを大分大学認定研究チーム「BURST:Bundai Researcher Team」に認定し、研究を支援することで、イノベーションの創出や地域課題の解決に結びつけ、科研費等外部資金獲得への発展を目指しています。
詳細は以下。
http://www.med.oita-u.ac.jp/rpp/burst.html