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第26回西日本肥満研究会(2018年7月21日.22日)を終えて
第26回西日本肥満研究会を当教室の柴田洋孝教授が大会長のもとホルトホール大分で開催しました。今大会は、医師、栄養士、保健師、看護師、薬剤師、健康運動指導師、臨床検査技師など、健康関連業務に従事する他職種の方々が十分に議論を尽くせる機会を提供する場としてこれまでに25年に渡り開催されてきました。大分での開催は、平成17年(2005年)の第13回大会以来となりました。
今回は、「高度肥満に対するチーム医療」をテーマに、県内外から100名を超える参加者にご参加いただきました。20演題を幅広い職種の方々に発表いただいた上に、活発な討議がなされました。第6回肥満症治療講習会では肥満症と運動療法の話題に加え、栄養士、内科医師、外科医師で一つのチームとし、高度肥満治療で以前から実績のあるチーム大分と新しく立ち上がったチーム長崎でパネルディスカッションを実施しました。本研究会では肥満外科治療を初めてテーマとしてとりあげました。保険収載されているスリーブ状胃切除術の実施件数が増えるにつれて、外科手術前後の食事、行動、運動療法を手術日程に合わせてダイナミックに行う重要性が明らかになりました。また、患者個人の特性に合わせて、多職種が連携したチーム医療が良い手術成績をあげるために不可欠であることも示されました。今回で2回目となった若手研究奨励賞では、MD/PhD部門において当教室の尾関良則先生が演題名「日本人肥満患者における肥満外科手術前後の内臓脂肪および皮下脂肪変化と代謝疾患に関する検討」で見事受賞されました。
最後に、教育講演や肥満症治療講習会において演者や座長を務めて頂いた先生方、若手研究奨励賞の審査にあたって下さった先生方、学会の運営にあたって最初から終了後まで多くの助言と援助を頂いた西日本肥満研究会の事務局の方そして医局員の皆様方に厚く御礼申し上げます。
第26回西日本肥満研究会 大会長 柴田洋孝
事務局長 岡本 光弘
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