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当講座 木本美由起医師(現鶴見病院 腎臓内科)の症例報告が、Clinical and Experimental Nephrology (CEN) Case Reportsに掲載されました。おめでとうございます。
入局1年目に西部腎臓病学会で発表させていただいた症例を、この度、このような形で論文化させていただくことができました。ご指導いただいた福長先生と柴田教授をはじめ、医局の先生方の多大なる助力のおかげであり、この場を借りて感謝申し上げます。
報告させていた症例は、デノスマブによる薬剤性の膜性腎症です。薬剤性の膜性腎症自体は、これまでも多くの報告例がありますが、デノスマブが原因として考えられる症例は他に例がありませんでした。この症例は東京で開かれたISN(国際腎臓学会)frontierでポスター発表もさせていただき、貴重な体験となりました。ついつい日々の業務に追われがちな毎日ですが、このような機会をいただくいことで、外に目を向け新しい世界を垣間見るチャンスをいただけたと思います。これから先もどのような形であれ、視野を広げて新しいことにチャレンジしていく精神を忘れずにいたいと思います。
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs13730-019-00414-3
よろしくお願いいたします。
中田